- 革靴で雪道を歩いていて転びそうになったことがある。
- 冬用革靴を買おうと思っているが、とにかくスベらない最強の革靴が欲しい。
- 革靴で雪道を歩いたことがないので、冬の革靴の用意をどうすれば良いのか知りたい。
雪が降ると、積もった雪のせいですべって転びやすくなります。今回は、冬に履く雪道対策となるスベりにくいオススメの革靴についての解説です。革靴生活を始めて間もないと、雪道用の革靴にはなじみがないかもしれません。
雪道用のすべりにくい革靴はいろいろなメーカーで作られています。たくさん作られているということは、履く人が多いということでもあります。冬に転ばずに過ごすために、革靴を常用している人たちは冬用の革靴をしっかり用意して履いています。
冬用革靴は初心者の方も必ず一足は持っておきたい種類の靴です。今回はスベラない革靴メーカー第1弾としてムーンスターの冬用革靴を紹介します。
この記事を読むと、
- ムーンスターの冬用革靴の特徴について詳しく知ることが出来ます。
- 冬用革靴のコスパの良くなる履き方が分かるので、余分な出費が減ります。
- 滑りにくい冬用革靴を選べることで、雪や氷が多く滑りやすい冬を転ぶことなく快適に過ごせます。
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ムーンスターのスーツにも合う冬用のすべりにくい革靴
ムーンスターとは、誰しも一度は学校の上履きなどでお世話になったことがある、月星化成のことです。
月星を横文字にしたからムーンスター。
2006年に月星からムーンスターに社名を変更しました。
ムーンスターは冬の凍った道を歩いても、とてもすべりにくい革靴を作っています。
なぜ、すべらないのか、そのメリット(特徴)を解説します。
メリット1・ガラス繊維をソールの広い範囲に使ったアイスバーン対応最強ソール
アウトソール(靴底)のゴムの中にガラス繊維を混ぜて加工しています。そのことで、ガラス繊維が路面の雪や氷に刺さってつかむようになり、スベらずに歩くことが出来ます。
靴底のゴムのグリップ力を上げるだけなく、細かいガラス繊維が路面の氷に直接刺さっています。だから、靴がスベらなくなります。
他のメーカーもソールにガラス繊維を使っていますが、ムーンスターが一番広い範囲にガラス繊維を使っています。だから、日々変化している冬の凍結路面に上手く対応するので、とてもスベりにくい作りになり、転ばず快適に歩くことができます。
ガラス繊維は、光ファイバーやテニスのラケットなど様々なところで使われているよ。
メリット2・はっ水加工や発泡ゴムの使用など、冬の靴にあると嬉しい機能が充実している。
「発泡ゴム」は、ゴム内部に無数の「気泡」と「水路」があります。それがあることで、路面の表面にある水を効果的に取り込み路面にはりつきます。
つまり、凍った路面とソールの間にあった「すべりの原因」となる水の膜を水路から逃し、 水の膜のない状態をつくりることで、発泡ゴムが凍った路面にしっかりと密着しグリップ力を失うことなく、冬の路面の上をスベらずに歩けるようになるのです。
発泡ゴムとガラス繊維の説明をしてきましたが、勘の良い人は何かの説明にとてもよく似ていることに気付いたかもしれません。
それは、スタッドレスタイヤです。
スタッドレスタイヤについて簡単に説明すると、タイヤのゴムを氷った路面の水を逃がしていく「発泡ゴム」の構造で作り、そのゴムの中に、ガラス繊維やクルミ等を混ぜ、それらが氷に刺さりつかんでくれることでグリップ力を保ち、冬の道路でもスベりにくいタイヤを作っています。
すべりにくさとは関係がありませんが、このムーンスターの冬用革靴のシリーズははっ水加工をしています。
雪の降り始めや雪が溶け出す時期でも安心して靴を濡らさずに履くことができるので、とても使い勝手が良いのも人気の秘密です。
メリット3・さまざまな価格帯の商品があり、予算に合わせて選びやすい
ムーンスターの冬用革靴には10,000円台の、価格帯が低く買いやすいバランスワークスというシリーズがあります。このシリーズにもガラス繊維入りのソールが使われています。機能的には、20,000円以上のシリーズより劣りますが、冬の雪道に対応できる十分なグリップ力のある靴です。
ガラス繊維入りの冬用革靴を試したいけど、高い値段のものを買いたくないという人にはオススメの冬用革靴です。
ムーンスターの冬用革靴のメリットをまとめると、
- ガラス繊維をソールの広い範囲に使っているので、他のメーカーの靴よりもアイスバーンに強くスベりにくい。日々変化している凍結路面に上手く対応。
- はっ水加工や発泡ゴムの使用など、冬の靴にあると嬉しい機能が充実している。雪解けの靴が濡れやすい時期にも快適に歩け、氷の上の溶けた水も靴底から逃してくれるので、いつでもどこでもスベラず歩ける。
- さまざまな価格帯の商品があり、予算に合わせて選びやすい。ガラス繊維の革靴を低価格でも履くことができるので、財布に優しく、冬の転倒からも守ってくれる。
ムーンスター冬用革靴のデメリット
続きまして気になる人は気になるデメリットについて解説していきます。
デメリット1・雪道、アイスバーンでのグリップ力が強いため、アスファルトの上を歩くとツマズクことがある
冬の凍った路面の上をスベラずに歩くためには、しっかりとしたソールのグリップ力が必要です。ただ、氷も雪もない普通の地面を歩くと、強いグリップ力が邪魔をして、まれにつまずいてしまうことがあります。
とくにアスファルトの上をすり足で歩くと、つまずきやすくなります。雪が降ってから履くことをオススメします。
デメリット2・アスファルトの上を歩くと、柔らかいゴムなので減りやすい
雪や凍った道でスベラないようにソールには柔らかいゴムを使います。柔らかいゴムのソールは、雪や氷の上ですり減るのは早くありませんが、アスファルトの上ではすり減るのが早くなります。
ムーンスターの冬用革靴はどれも革が柔らかく、履き始めから歩きやすいので、雪が降る前から履きならす必要がありません。雪が降ってから履いて、ソールが長持ちするように使うのがオススメです。
デメリット3・ソールの修理交換ができない
この靴はソールの修理交換ができません。ソールが減って履けなくなったら買い替える必要があります。冬にだけ履いていれば、すぐにソールが減っていくわけではなく2〜3シーズンは履けます。雪のない時は履かないで、大事に使いましょう。
デメリットをまとめると、
- 雪道、アイスバーンでのグリップ力が強いため、アスファルトの上を歩くとツマズクことがある
- アスファルトの上を歩くと、柔らかいゴムなので減りやすい
- ソールの修理交換ができない
- 解決策は?→雪が降ってから履くようにして、冬以外の季節には履かないようにする。
まとめ:冬用革靴の特徴を知って、転ばずスベらない冬を過ごそう。
今回は、ムーンスターのすべらない革靴の紹介でした。
この靴のメリット、特徴は
- ガラス繊維をソールの広い範囲に使っているので、他のメーカーの靴よりもアイスバーンに強くスベりにくい。日々変化している凍結路面に上手く対応。
- はっ水加工や発泡ゴムの使用など、冬の靴にあると嬉しい機能が充実している。雪解けの靴が濡れやすい時期にも快適に歩け、氷の上の溶けた水も靴底から逃してくれるので、いつでもどこでもスベラず歩ける。
- さまざまな価格帯の商品があり、予算に合わせて選びやすい。ガラス繊維の革靴を低価格でも履くことができるので、財布に優しく、冬の転倒から守ってくれる。
冬用の革靴を履いたことのない初心者の方には価格の安いバランスワークスシリーズを試すのをオススメします。
デメリットは
- 雪道、アイスバーンでのグリップ力が強いため、アスファルトの上を歩くとツマズクことがある
- アスファルトの上を歩くと、柔らかいゴムなので減りやすい
- ソールの修理交換ができない
- 解決策は?→雪が降ってから履くようにして、冬以外の季節には履かないようにする。
雪道用は雪道用と割り切って使うのが、長く履けるようにするコツです。
冬用革靴をコスパ良く履く方法については「冬用革靴をムダなくコストパフォーマンスを上げて履きたい!その解決法を紹介」の記事が詳しいです。
ムーンスター以外のメーカーの冬用革靴については「革靴初心者のためのスベラない冬用革靴メーカー厳選5選」の記事を参考にしてください。
革靴を長持ちさせて履く方法については「革靴を長持ちさせて履くための方法5選」の記事を読んでみてください。
転ばぬ先のガラス繊維。
今回はここまでになります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは!!また!
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