- 革靴を探していると「ドレスシューズ」という言葉を聞くことが増えたけれど、何のことかよく分からない?
- 「ストレートチップ」の革靴が具体的に、どんな革靴のことを示しているのか分からない?
- 冠婚葬祭の時に必要な革靴の種類が分からない?
革靴を探していると、「ドレスシューズ」と聞くことがあると思います。
ドレス、
シューズ、、、
「ちょっと何言ってるか分かんない。」
となる方がたくさんいると思います。というか靴屋で働くようになって、初めて「ドレスシューズ」という言葉を聞いた時の僕がそうでした。
ドレスシューズって何のこっちゃ?
今回は、ドレスシューズについてとドレスシューズとして一番に挙げられるストレートチップの革靴について詳しく解説していきます。
ドレスシューズについて知っておくことは革靴を選ぶ上で大切で必要な知識です。
この記事を読むと、
- 今までよく分からなかった、ドレスシューズについての理解が深まります。
- フォーマルな場面にしっかりとマッチするドレスシューズを履くことができる様になり、カッコ良く見られるようになります。
- 内羽根×ストレートチップの革靴が一足は必要な理由が分かります。
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ドレスシューズとは?
革靴にはドレスシューズと呼ばれるものがあります。
簡単に説明すると、カジュアルシューズ以外の革靴のことをドレスシューズと言います。
じゃあ、カジュアルって何?となるかと思います。
カジュアルには「くだけた」「気まぐれな」といった意味があります。カジュアルシューズとは「格式張っていないリラックス感のある靴」のことを言います。
つまり、ドレスシューズとはカジュアルではない靴ということで、主に、礼装用、冠婚葬祭用として履くことの出来る靴のことを言います。
どれだけ良いスーツを着ていても、足元の靴がスーツに合っていなければ、周りの人たちにも違和感(ドレスコードを知らない人だと)を与えてしまいます。
革靴のデザインには様々な種類がありますが、内羽根のストレートチップのデザインの革靴が最もドレスシューズとして適していると考えられています。
また、革靴の中でもデザインによっては、カジュアルシューズとして見られてしまいドレスシューズとして適していないものがあります。
そうならないためにも、次はドレスシューズについて深掘りをしていきます。
「革靴」というだけで、フォーマルな場所(冠婚葬祭)に履いていって良いと勘違いしている方がとても多いので、勘違いをして恥ずかしい思いをしないためにも、この記事を読んでドレスシューズについて早いうちに覚えておきましょう。
ストレートチップとは
まずはじめに、ストレートチップについて深掘りしていきます。
ストレートチップとはつま先に一本の直線のデザインの入った革靴のことを言います。
一般的にはストレートチップというと上記の画像のような内羽根のストレートチップの靴のことを表すことが多いのですが、
ストレートチップには外羽根があり、
モンクストラップのストレートチップもあります。
これらの靴もつま先に一本の直線のデザインが入っていることからストレートチップと呼ぶことが出来ます。
ストレートチップとは、つま先に横のラインの入った革靴のデザインのこと
つま先に横のラインが入っていればストレートチップと呼びます。よって、ストレートチップとひとえに言ってもたくさんの種類があります。そして気をつけなければならないのが、ストレートチップの全てがドレスシューズとなるわけではありません。
ストレートチップ=ドレスシューズにならないことがある
内羽根×ストレートチップ
上の写真のような内羽根×ストレートチップの革靴はあらゆるフォーマルな場面で使えるドレスシューズです。
ビジネスから冠婚葬祭まで全てOK!
一般的にストレートチップの革靴というと、このデザインの革靴のことを言います。
外羽根×ストレートチップ
上の写真の外羽根×ストレートチップの革靴もフォーマルな場面で使えるドレスシューズです。
甲高の足の人には、こちらの靴の方がオススメな場合があります。
モンクストラップ×ストレートチップ
モンクストラップ×ストレートチップの革靴は、よく見るデザインなのですが、ドレスシューズとしては使えません。
このデザインならシンプルに感じ、ドレスシューズとして使っても問題ないように感じる方もいるかもしれません。しかしこの靴は、足の甲を抑えるのにベルトを使っていることでドレスシューズとしては派手すぎて適していないと考えられているのです。
なので、冠婚葬祭の場に履いていくのはやめましょう。
ただ、スーツの仕事にも使えて、ジャケットスタイルの服装にも使える、ひも靴以外の革靴を探しているときはモンクストラップ×ストレートチップがオススメです。この靴を履くだけで足下がオシャレに見えます。
まとめ:必ず一足は内羽根のストレートチップ(ドレスシューズ)を持っておこう
ドレスシューズについて詳しく解説をしてきました。
- 革靴にはドレスシューズと呼ばれるものがある。
- ドレスシューズとは冠婚葬祭といったフォーマルな場面に履いていける靴のこと。
- ドレスシューズというとストレートチップのデザインの革靴のことを指すことが多い。
- ただし、ストレートチップにも様々なデザインがあり、ドレスシューズとしてフサワシクナイ靴がある
- 内羽根や外羽根のストレートチップのデザインはドレスシューズとして使える。
- モンクストラップのストレートチップはドレスシューズとして使えない。
ドレスシューズになる革靴について解説してきましたが、革靴を選ぶなら内羽根×ストレートチップの革靴を一足は持っておいた方が良いです。
内羽根のストレートチップなら、普段の仕事に使えて、急な冠婚葬祭があったとしても新たに靴を用意する必要がなく、すぐに履いていくことが出来ます。
内羽根のストレートチップのデザインの革靴にも様々な形があります。内羽根のストレートチップの革靴選びに悩んだら「リーガルのストレートチップオススメ11選」の記事を参考にして下さい。
急にドレスシューズを履いていかなければならなくなっても、革靴のお手入れをすることは忘れないでください。簡単で良いので、フォーマルな場面であればあるほど、靴のケアをしてから出かけましょう。
簡単なシューケアの手順については「新しく革靴を買ったら必ずやった方が良いシューケアの3つの手順」の記事を参考にしてください。
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詳しくは「靴男(クツダン)はメンズ革靴のサブスクサービス【解約も超簡単!】」の記事を読んでみてください。
今回はここまでとなります。最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは!!
また!
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