靴べら(シューホーン)は時短アイテムだった。

革靴のコラム
  • 靴べら(シューホーン)を使ったことがない。
  • 靴べらを使うメリットが分からない。
  • 靴べらを買ったが使うことなく玄関で眠っている。

靴べらを使ったことはありますか?

革靴を履くときは靴べらを使うことが必須です。

靴べらを使わなくても、革靴は履けてるから靴べらなんて必要ないよ。

ちょっと待って!靴べらを使って靴を履くと、良いことだらけだよ。

良いことだらけ?

靴べらを使うことに慣れてしまうと、良いことだらけで、靴べらを使わない生活が考えられなくなります。

この記事では、靴べらを使うことのメリットを紹介していきます。

この記事を読むと、

  • 靴べらを使わずに靴を履くと、靴がすぐに傷んでしまうことが分かる。
  • 靴べらを使うと靴が型崩れせず長持ちすることが分かる。
  • 靴べらを使うと玄関先でしゃがまずに靴を履くことができ時間短縮になることが分かる。
  • 靴べらを使う習慣が身につくと、革靴だけでなく、スニーカーなどあらゆる靴がキレイなまま長持ちすることが分かる。

就職・転職など、生活が変わり革靴を履くことになったけれど、何を揃えなければならないのか分からないという方には「革靴と一緒に揃える最低限必要なアイテム7選・完全ガイド」の記事がオススメです。

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靴べらは靴を長持ちさせ、日々の時短アイテムにもなる最高のアイテム

靴べらを使って靴を履くと、靴のカカト部分を傷めずに靴をスムーズに履くことが可能になります。

使い方は簡単で、靴べらを靴の中に入れ、カカト部分に当てます。

足の指先を靴の中に入れたなら、カーブしている靴べら部分に足のカカトをつけ、靴べらの上を滑らすようにすることで、足が靴の中にスムーズに入っていきます。

靴べらを使うことで、足は靴の中に入っていきやすくなり、靴のカカト部分に余分な力を加えず靴を履けるので、結果として、靴のカカト部分が折れ曲がるようなことはなくなり、靴が傷まなくなります。

そんなことしなくても、俺は靴のカカト部分を曲げることなく靴を履いてるよ

本当にそうなら、靴のサイズが大きすぎる可能性があるよ。

靴べらがなくてもスムーズに靴が履けているなら、その靴はサイズが合っていない

もし、靴べらを使わずにいつも問題なく革靴をスムーズに履けていたなら、それは靴のサイズが足のサイズに対して大きすぎて全然合っていない可能性があります。

サイズの合っていない大きい靴を履いているとどうなるか、

  • 靴の中で足がグラグラと動きやすくバランスが悪くなるため、常に足がバランスを取ろうと余計な力を使って常に歩くことになり、疲れやすくなります。
  • 足にマメができやすくなります。
  • 靴にも余分な負荷がかかり、靴が傷むのが早くなります。すると靴を新しく買い替えの時期が早くなり財布にも優しくありません。
仕事中だというのに足のマメが気になって気になって

サイズの合っている革靴を履いていれば、上記のようなことは起こりません。足のマメもすぐには出来ません。

サイズが合っている靴は足入れがスムーズにならない

靴のカカトはピッタリフィットが良い

サイズが合っているのであれば基本的に靴の足入れは悪くなります。

足入れが悪いのに靴べらを使わずに靴を履こうとするとどうなるか、

履き口をしっかり広げたとしても靴べらを使わずに靴を履くと、靴のカカト部分(カウンター)を内側に巻き込みながら履くことになります。すると、カウンター部分には徐々にシワが入り、ひどくなるとカウンターが折れ曲がります

そうすることで折れ曲がったカウンターの先が足のカカトに常に当たるようになります。これが当たると痛くて普通に歩くことが出来なくなってしまいます

カウンターを折り曲げた革靴、というかスリッパ

カカト部分を折らないにしても、履き口を何度も無理くり力を入れて広げて履くことで、履き口から靴の型崩れを引き起こしてしまいます。

履き口から型崩れさせずキレイな状態で長く履き続けるために靴べらを使います

皮革製品はエージングさせるのも楽しみ方の一つですが、靴の履き口(靴の口まわりといいます)を汚くグチャグチャにするのをエージングとは言いません。

靴べらを使うと玄関で、しゃがむ(座る)必要がなくなる

靴べらが長いと、この動作が立ったまま出来る

そして靴べらはある程度長いものをお勧めします。何が良いって、玄関先でしゃがまなくて良いんです。長い靴べらを使えば、立ったまま靴を履くことができるんです。長い靴べらがあれば玄関でしゃがまずにサッと靴を履いて、そのまま外へ飛び出すことが出来ます。

本来の靴の履き方としては、靴べらを使っていても、脱ぎ履きのたびに毎回靴紐をほどいて履くのがセオリーです。靴紐をしっかり結ぶためには毎回しゃがむ必要が出てきます。

でも、それが出来ない余裕のない朝ってたくさんありますよね。

これが理想。でもこれをする時間がないのが現実。

そんな人にお勧めなのが、靴紐をユルすぎずキツすぎず結んでおいて、その靴を長い靴べらを使って履くことです。そうすると、玄関で座ることなく靴を履き、そのまま紐を締め直すこともせずに出勤できます。

革靴を痛めずに朝の忙しい時間を短縮して出勤ができる魔法の方法です

靴べらを使ったことがないと、始めは使い勝手が分からず違和感を感じることもあるかもしれません。でも靴べらを使うことに慣れ、型崩れせず革靴も長持ちしていることが実感としてわかると、靴べらなしの生活が考えられなくなります。

今の私は、スニーカーで出かける時も靴べらを使って靴を履いています。毎回玄関で座ったりしゃがむこともなく、スムーズに外出していますが、靴が型崩れすることはありません。どの靴も型崩れせず長持ちしているので、靴の捨て時が分からなくなっているのが最近の悩みです。

僕はどの靴もキレイなので、どの靴も何年前から履いていたか分からなくなっています。

まとめ:靴べらを使って、革靴の型崩れを防ぎ綺麗なまま長く履きコスパを良くしていこう。

  • 靴べらは革靴の型崩れを防ぎ、コスパ良く長く履くための大事なアイテム
  • 長い靴べらなら、しゃがまずにスムーズに靴を履くことが可能になり、出勤時間を短縮する時短アイテムになる。

靴べらを使うことはメリットばかりでデメリットがありません。デメリットとしては、靴べらを買うのにお金がかかるくらいで、それも何度も買い替える消耗品ではないので、ほとんどお金は必要ありません。

むしろ、靴べらを使わないことによる潜在的(見えない)なデメリットが大きすぎます。そして、そのデメリットにほとんどの人が「気付いていない」というのが靴を販売していた頃からの僕の考えでもありました。

靴べらを使う以外の、革靴を長持ちさせて履く方法については「革靴を長持ちさせて履くための方法5選」の記事が詳しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

今日はここまで!

では!!

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