- 就活で革靴が必要になったけど、選ぶ基準が分からない。
- 就活で革靴を選ぶけれど、スーツ屋さんで売っているような革靴ではなく、就職してからも職場で使える良い革靴が欲しい。
- 就活時にNGな革靴の種類があるならば、それについて知りたい。
今回は就職活動時の革靴についてです。
多くの男性が就活となると、スーツを着て革靴を履くことになると思います。
革靴には色々なデザインがあるのですが、そのデザインの違いは初心者の方にはとても分かりにくいと思います。
そしてデザインに違いがあるからといって、革靴初心者の方には就活に履いて良い革靴と履いてはダメな革靴のデザインの違いが分からないことが多いです。
また、就活時は革靴を履いていても、就職先が革靴を履く機会のほとんどない職種だった場合、革靴にあまりお金をかけたくない人もいると思います。
そういったことを考えている人にオススメの革靴のブランドがあります。
この記事を読むと、
- ケンフォードの革靴が就職活動に最適な理由が分かります。
- 就職活動時に適したデザインの革靴が分かります。
- ケンフォードなら冠婚葬祭にも使えるので、冠婚葬祭時の革靴を新たに買う必要がなくなります。
- 長い目で見た時にケンフォードはコスパの良い革靴になることが分かります。
革靴を買ったけど、必要な最低限のアイテムが知りたいという方は「革靴と一緒に買うべき必要なアイテム7選完全ガイド」の記事がオススメです。
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結論・就職活動にオススメの革靴ブランドはケンフォード
ケンフォードとは1986年にリーガルの弟分として生まれた日本の革靴ブランドです。言い方を変えれば、リーガルの廉価版・ローエンドモデルのことで、値段が10000円〜となっています。
「ローエンドでも10000円以上するの?高くねぇ」
と思った人も、もう少し読んでいってください。10000円以上しても、損にならないことが、この記事を読むことで分かっていただけると思います。
ケンフォードは、リーガルの高い品質はそのままに、その製法などを見直すことで手頃な価格を実現した靴ブランドです。
製法を見直すって具体的に何かというと、ケンフォードはソールとアッパーを接着剤でつける「セメント製法」で作られています。
リーガルはソールとアッパーを縫い付けていることが多く、そこに手間と労力と時間がかかっているのですが、ケンフォードは接着にすることで手間と時間をかけずに量産が出来るので低価格帯になっています。
そのほかにも革質やソールのゴムなどをリーガルよりも低品質なものを使うことで価格を抑えています。
とはいえ、ケンフォードは安すぎないところが良いのです。
10000円以下の革靴は作りがもっと低品質なため壊れやすいのですが、ケンフォードはそうではありません。
ケンフォードの良いところ
低価格だが丈夫で長く履ける
価格をおさえて作っても、そこはリーガル社の革靴。長い期間履ける丈夫な作りになっています。
就職活動の間は、ケンフォードが一足あれば買い替えることは必要ありません。
(安すぎる靴は就活の間に買い替える必要があるかもしれません)
デザインに高級感がある
私もかつて履いていた、KB48というモデルがあります。
この革の艶の感じが12650円とは思えないくらいキレイでカッコ良いです。
歩きやすいモデル、耐久性を向上させたモデルなど用途に合わせたモデルが見つかる
1、アウトソールにビブラムソールを使った摩耗に強いモデル。
ソールが丈夫で長持ちなので耐久性が高く、長い期間履き続けられます。
2、ソフト革を使った、履き始めからの歩きやすさを考えたモデルなど色々あります。
革靴の固い履き心地に慣れない人にはこの靴がオススメです。就活では、毎日革靴を履くわけではないので、ナカナカ革が柔らかくならず固いままなことがあります。
それらを避けるために、アッパーの革が柔らかく、ソールもよく曲がり履き始めから歩きやすく出来ているこのモデルは、歩き始めから歩きやすいのでとてもオススメです。
就活の革靴のデザインは内羽根のストレートチップか外羽根のプレーントゥで決まり
就活時にオススメのデザインは内羽根のストレートチップか外羽根のプレーントゥのどちらかから選びましょう。
なぜって、その2つが一番フォーマル度が高いと考えられているからです。
特にもストレートチップのフォーマル度が高いと考えられる理由は革靴の歴史を紐解いていく必要があるので、ここでは記載しません。
フォーマル度が高いデザインなら、就活だけでなく冠婚葬祭にも使えます。
就活にウイングチップやローファーはNG
逆を言うと、ウイングチップやローファーと呼ばれるモデルはカジュアルだと見られます。冠婚葬祭にそれらを履いていくのはマナー知らずだと見られてしまいます。
就活時にも、ウイングチップやローファーを履いていくことはオススメしません。面接先の企業の面接官が必ずしも革靴のマナーに詳しいかは分かりませんが、マナーが分からない人だとマイナスイメージを持たれるよりは、無難にストレートチップやプレーントゥのデザインの革靴を就活では履いていきましょう。
ストレートチップやプレーントゥは控えめのデザインとされ、上司受けの良いデザインとも言えます。日本企業に勤めるのならなおさら、革靴やスーツが、上司より派手なものを履いていたり着ていたりすると、上司に良い印象をもたれません。
また、取引先に行った際も、控えめな服装でいる方が、悪い印象を与えずにすみます。
革靴やスーツに関するマナーって業界によってそれぞれ暗黙の了解があったりするので、確定的なことは言えませんが、それらが分からない間であればなおのこと、ストレートチップやプレーントゥの革靴を履きましょう。
僕が靴屋に勤めていたころ、取引先の営業の人が来ると、どんな革靴を履いているかはよく見ていました。
就職活動以外でも使える
ストレートチップやプレーントゥのデザインが冠婚葬祭にも使えると説明してきましたが、
それはつまり、就活後、革靴を履かない職種の仕事に就いても、時々使う機会があるのでタンスの肥やしにならずにすむ、と言うことになります。
また、ケンフォードはデザインがリーガルに似ているものが多いので、高級感のあるデザインに見えるものが多くどんな場所にも履いていけます。
そして、ソールが柔らかくよく曲がるモデルもあり、履き始めから歩きやすく出来ているので、時々しか履かない人にもオススメです。
たとえ履かなくなっても、ストレートチップのデザインであれば必ず使う機会は出てくるので、お金がもったいないと言うことも出てきません。
スーツの量販店などにも10000円以下の値段で革靴が売っています。
安くて良いと考えるかもしれませんが耐久性や革質が良くないので、すぐに壊れることが多いです。革質の違いは見慣れないとなかなか分かりませんが、これらは非常に安っぽく見える革靴です。これらの靴で冠婚葬祭の場には出席したくありません。カッコ良いスーツを着ていても、足元の革靴が安っぽく、アンバランスな着こなしをしている人が時々いますが、周囲からは非常にカッコ悪く見えていることがあります。
おまけ・就職活動時には履かない方が良いデザインの革靴
それではここで、就活には合わないデザインの革靴を紹介していきます。
ローファー
ローファーは止めましょう。何より歩きづらい。
ローファーとはもともと怠け者という意味で、ひもなしで簡単に履けるからローファー。就職面接の場など改まった場に履いていくには非常にふさわしくない革靴です。
また、サイズを合わせるのが難しく、踵がぷかぷか浮いてスリッパを履いているような感じになっている人をよく見かけます。そうすると、さらにダラシない印象を持たれてしまうので、就職活動にはマイナスにしかなりません。
ウイングチップ
ビジネスマンには履いている人も多いのですが、革靴としてはカジュアルなものになります。
就職活動って、その企業の人々に初めて会いに行く、ということでもあります。
そんな中、ウイングチップを履くことは、相手にくだけた印象を与えてしまうかもしれない靴を履いていくことになるので、マイナスの印象を与えてしまうリスクになります。
モンクストラップ(ダブルモンク)
このデザインは、オンオフ兼用なものとしてよく紹介されています。カッコいいし、くだけた印象を与えるないように見えます。
ただ、バックルが付いていることから本来はカジュアルなコーディネートをしたいときに合わせる靴なのです。就職活動時に履くのは止めましょう。
ブラック以外のカラーの革靴
ビジネスシューズとしてブラウン系のカラーのものもたくさん販売されていますね。
ブラウン系の色であれば一般的になっているので、履いていても違和感なく見られることが多くなってきました。
ただ、ブラウン系の革靴を就活生が履いていると、第1印象でチャラい印象を与えてしまう可能性が高いのも事実です。
「ちゃ、ちゃ色だけにチャラい……。」
ブラウン系の革靴を仕事で履くのは入社してからにしましょう。
まとめ:就活には程良い価格で丈夫で長く使えるケンフォードを履こう。
今回は革靴初心者というか就職活動にオススメの靴の紹介でした。
就活を始める人が革靴選びで悩まなくて良いようにオススメのブランドと
それをオススメする理由について解説しました。
- 就職活動にはリーガルのローエンドモデルでデザインが良く財布にも優しいケンフォードの革靴を選ぼう。
- デザインはフォーマル度の高い内羽根のストレートチップか外羽根のプレーントゥにしよう。
- フォーマル度が高ければ、冠婚葬祭の時にも使えて、革靴を履かない職種に就くことになっても、末長く使うことができて便利。
今回はここまでです。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
就職活動の健闘を祈ります。
それでは!!
また!
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