- 買ったばかりの綺麗な革靴に傷をつけてしまってショックを受けた。
- いつも簡単に傷がつくので、革靴の手入れをする気にならない。
- 傷つきにくい(傷つかない)革靴があれば教えて欲しい。
新しく買った革靴を大事に履こうと思っていても、毎日履いていると、つまずいたり、道路の段差にこすってしまうなど、いつの間にか傷をつけてしまいます。とくに、黒い革靴は傷がつくととても目立ってしまいます。特にも気に入っている革靴に傷がつくととてもショックですよね。
革靴についた傷を、本格的な靴磨きをすることである程度目立たなくすることも不可能ではありません。ただ、靴についた傷を目立たなくさせるような本格的な靴磨きは、とても難しく、時間も手間もかかります。靴磨きに慣れている人にとっても、傷を目立たなくする靴磨きをすることは、ほぼ不可能です。
外回りの多い営業職だけでなく、たくさん歩く職種であれば、革靴には簡単に傷がついてしまいます。
いつも革靴を傷つけてしまう人にオススメの、傷つくことを気にせず歩ける革靴があります。それは、リーガルのスクラッチタフレザーを使った革靴です。
この記事を読むと、
- 傷がつきにくいリーガルのスクラッチタフレザーの特徴について詳しく知ることができる。
- スクラッチタフレザーは面倒な靴磨きの必要がなく、とても使い勝手が良いと分かる。
- 雨に強く、革が痛まず長持ちさせて履くことができる、財布に優しい革靴だと分かる。
- 傷がつかないように気をつけて履く必要がない、ストレスフリーの革靴だと分かる。
- 革靴をいつもすぐに汚してしまう人でも、簡単に綺麗に履き続けられるので、手間をかけずに足元をカッコよく見せられることが分かる。
それでは、傷が非常につきにくく、手入れも簡単なスクラッチタフレザーの革靴の紹介をしていきます。
革靴を買ったけど、必要最低限のアイテムが分からないという方は「革靴と一緒に買うべき必要なアイテム7選完全ガイド」の記事がオススメです。
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【リーガル】の傷がつきにくく手入れも簡単な【スクラッチタフレザー】の革靴の特徴
スクラッチタフレザーが傷に強い理由
傷がつきにくく手入れも簡単に済ませることができる革靴が、リーガルのスクラッチタフレザーのシリーズです。
いろいろとスクラッチタフレザーが傷に強い理由の説明が上の画像に書いてありますが、ひとことで説明すると、
「通常の革に特殊な加工を加えたことで傷に強い革を開発し、それを傷がつきやすい靴のつま先とカカト部分に使いました。」
という革靴です。
このスクラッチタフレザーが傷に強い理由は2つの大きな特徴があります。
カーリング効果:縁石などを蹴ってしまって靴が強い衝撃をうけても、その衝撃が滑って逃げてゆくから傷がつきにくい
スクラッチタフレザーは革の表面に特殊な樹脂を染み込ませる加工がされています。その革表面の加工が、衝撃(道路の段差をぶつける、蹴る等)を受けてもその衝撃が滑って逃げていきます。だから、少しくらいの衝撃なら傷がつかない作りになっています。
スケート選手が派手に転ぶ時を思い出してください。スケート選手が転んで、氷の上を数十メートル滑ってしまっても、意外とケガをしないのを知っていますか?
スケートで派手に転んでも、地面が氷で滑るので、転んだ時の体への衝撃が逃げていき、ケガをしていことが多いのです。カーリング効果とは、スケートをしていて転んでもケガをしないように、受けた衝撃が革表面を滑っていくことで傷が付きにくくなっている加工のことです。
トランポリン効果:弾力のある樹脂が、靴に傷がついても元通りの綺麗な状態に戻す
特殊な樹脂を塗る染み込ませた加工は、革靴が受けた衝撃を逃すだけではありません。通常の革と違い、表面に弾力があり、革が衝撃を受けてヘコンデも、元に戻る復元性があります。受けた衝撃をゆっくりと元に戻す復元性があることで、少しの傷なら目立たなくしてしまうのがトランポリン効果です。
全く傷がつかないということはありませんが、このスクラッチタフレザーを使ったリーガルの革靴なら、傷がつきにくいので綺麗な状態で長く履き続けることができます。
カーリング効果もトランポリン効果も、信じられない人も多いかもしれませんが、
この樹脂加工はとても良くできており、なかなか傷がつかないので使い勝手が非常に良くなっています。
色落ちしていかないので手入れも超簡単なスクラッチタフレザー
このシリーズの靴は、つま先とカカト部分以外の革には「ガラスレザー」を使っています。
スクラッチタフレザーもガラスレザーも始めから革に樹脂を塗りつけたことで光沢があり、その光沢はほとんど落ちていかないので靴クリームで色付けをする手入れをする必要がありません。本格的な靴磨きをする必要がないので、革靴のお手入れが苦手な方(嫌いな方)にもオススメです。
では、必要なお手入れは、時々、ブリンツヤ出しクレンジングスプレーを使って磨くだけです。
ツヤ出しクレンジングスプレーを使えば、革についた汚れを落とし、同時に革に栄養も与えてくれます。そのお手入れだけで充分なので、時間も手間もかかりません。
ブリンつや出しクレンジングスプレーの詳しい使い方については「革靴初心者のための挫折しない革靴の簡単お手入れガイド」の記事を参考にして下さい。
防水性があり少しぐらいの雨なら気にせず歩ける
完全防水ではありませんが、革表面に樹脂を染み込ませたことによって雨が染み込みにくくなっています。
少しの雨なら、靴内部に雨を染み込ませることなく弾いてくれるので、靴の中まで濡れることがありません。
また、雨の日は道路のドロがはねてくるなど、靴が汚れやすくなりますが、スクラッチタフレザーのシリーズなら汚れがついても革の表面に汚れが付着するだけで、汚れが内部まで染み込みません。防水性があり汚れにくいので、靴が汚れてしまいやすい天気の悪い日にもとても使い勝手が良くなっています。
一般的な革靴の防水対策については「革靴を綺麗なまま長持ちさせて履くことができる防水対策について」の記事を参考にしてください。
スクラッチタフレザーのメリットをまとめると
- 傷がつきにくいので、靴に傷をつけないようにと気をつける必要もなく、ストレスフリーで歩ける。
- 革の色やツヤが落ちていかないので、手入れが簡単。だから、シューケアに時間を取られないので自由な時間が増える。
- 雨に強く汚れもつきにくいので、革が痛みにくく長持ちさせて履くことができるので、財布にも優しい。
スクラッチタフレザーのデメリット
どんなに良いものでもメリットがあればデメリットも必ずあります。
続いては、スクラッチタフレザーのデメリットについて解説していきます。
樹脂加工をしたことで蒸れやすくなっている
樹脂があることで防水性が高まり雨に強くなりましたが、同時に革の通気性が悪くなり、蒸れやすくなっています。
靴の中の汗が外へ逃げていきません。
スクラッチタフレザーの革靴を履くときは、消臭スプレーを使ったり、抗菌防臭効果や吸汗通気性のあるソックスを履くなど、臭い対策をすることをオススメします。
靴の臭い対策については「革靴初心者が知らない⁈靴の臭い対策について」の記事を参考にしてください。
基本的なシューケアを覚えられない
スクラッチタフレザーのシリーズの靴で基本的なシューケアを覚えていくことは出来ません。
なぜなら、表面の樹脂加工があることで、革の色やツヤは落ちていかないのですが、その反面、靴クリームを使って磨いても色が着きません。
よって、一般的な革靴をシューケアをしていると、靴クリームを着ける量の調整や、ブラシやタオルを使っての磨き方で色やツヤが変化していく過程を少しずつ覚えていけるのですが、スクラッチタフレザーはそれが出来ません。
だから、革靴好きな人たちの中には、スクラッチタフレザー(およびガラスレザー)を嫌う人も多いです。
でも、長く履いていても色落ちしていかないので、手入れが簡単で済みます。傷にも強く、革靴初心者にオススメの使い勝手の良い革靴です。
靴磨き以外にも必要なシューケアの方法はあります。そのことについては「革靴初心者必見!革靴を長持ちさせて履くための方法5選」の記事が詳しいです。
革がかたいので、履き始めは少し歩きづらい
樹脂加工をしたことで革がかたくなっています。
履き慣らして革が柔らかくなるのに少し時間がかかります。だから、履き始めは歩きづらいです。
革が柔らかくなり馴染むまでに時間はかかりますが、革がかたく型崩れがしにくいので、キレイなまま長く履き続けることができます。
デメリットをまとめると、
●樹脂加工をしたことで蒸れやすくなっている
(解決策は?)→蒸れても良いように、通期性の良い靴下を履く。臭い対策として消臭スプレーを使う。
●シューケアをする必要がないので、基本的なシューケアを覚えることが出来ない
(逆から考えると?)→難しいシューケアの必要がないので、革靴初心者には使い勝手が良い。
●革が硬いので、履き始めは少し歩きづらい
(逆から考えると?)→すぐに型崩れする心配がなく長く使える。
まとめ:手入れが簡単で傷に強く防水性もある、使い勝手の良いスクラッチタフレザーを一度履いてみよう。
リーガルのスクラッチタフレザーを使った傷がつきにくい革靴の紹介でした。
このシリーズの靴のメリットは
- 非常に傷がつきにくいので、靴に傷をつけないように気をつける必要がないので、ストレスフリーで歩ける。
- 革の色やツヤが落ちていかないので、手入れが簡単。だから、シューケアに時間を取られないので、自由な時間が増える。
- 雨に強く汚れもつきにくいので、革が痛みにくく長持ちさせて履くことができるので、財布にも優しい。
だから、革靴初心者でも、綺麗なまま履きこなすことが出来る使い勝手の良い靴なのです。
そしてデメリットは
●樹脂加工をしたことで蒸れやすくなっている
(解決策は?)→蒸れても良いように、通期性の良い靴下を履く
●シューケアをする必要がないので、基本的なシューケアを覚えることが出来ない
(逆から考えると?)→難しいシューケアの必要がないので、革靴初心者には使い勝手が良い
●革が硬いので、履き始めは少し歩きづらい
(逆から考えると?)→すぐに型崩れする心配がない
雨の日に履けるカッコイイ革靴を探していた方にもとてもオススメです!
リーガルのスクラッチタフレザー以外の靴について知りたい時は「合う靴が見つかる!リーガルのストレートチップのオススメ11選」の記事を参考にしてください。
リーガルの冬用革靴については「冬に備えて準備したいスベらない革靴その②リーガル編」の記事が詳しいです。
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詳しくは「靴男(クツダン)はメンズ革靴のサブスクサービス【解約も超簡単】」の記事を読んでみてください。
今回の記事はここまでとなります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは!
また!
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