- 革靴に詳しくないので選び方が分からない。
- 時間がないので、失敗しない革靴の選び方についてだけ簡単に教えて欲しい。
- 変な(合わない)革靴を選んでしまって恥ずかしい思いをしたくない。
この記事では、全く革靴についての予備知識がない人でも失敗しない革靴の選び方について解説していきます。
「就活・転職など、これからスーツを着る機会が増えるものの、革靴が全くわからない。」
「これから毎日、革靴を履くことになったけど、何を履けばいいのか分からない。」
「そもそも、そんなに種類ってあるの?何か違うの?」
など、そんな20〜40代のビジネスマンの人たちがよく失敗している革靴選びについての例を挙げながら、成功する革靴選びについて解説していきます。
この記事を読むと、
- 革靴初心者がよく失敗している革靴の選び方が分かります。
- 革靴初心者が失敗せず、上手くいく革靴の選び方が分かります。
- 革靴選びに失敗しないので、余計な出費をすることがなくなります。
就職・転職など、生活が変わり革靴を履くことになったけれど、何を揃えなければならないのか分からないという方には「革靴と一緒に買うべき必要なアイテム7選・完全ガイド」の記事がオススメです。
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ストレートチップやプレーントゥのデザインでヒモの付いた革靴を選ぼう!
無難な革靴を選ぶには、ヒモ靴のものの中から選ぶようにしましょう。
ひと口に革靴のひも靴と言っても、いろいろなデザインのものがあります。
その中でも、このデザインの靴を選んでおけばベストな靴というものがあります。
それは内羽根のストレートチップです。
ストレートチップとはつま先に一本の直線の入った革靴のデザインのことをさします。
ストレートチップとはつま先に一本の直線のデザインの入った革靴のことを言います。
ストレートチップのヒモ付きのデザインの靴は、革靴の中で最も控えめで上品なデザインだと考えられています。ストレートチップの革靴なら、冠婚葬祭に使えますし、仕事で初めての訪問先に行った時に恥をかくこともなく、良い印象で見られます。
その他には、
上記の画像のデザインの革靴(プレーントゥと言います)も、どんな場面でもカジュアルにみられることはありません。
プレーントゥは、つま先に装飾がない革靴のデザインのことをさします。
ヒモ付きでつま先がシンプルなデザインの靴の中から選ぶことが、失敗しない靴選びをするさいに最も重要です。
ストレートチップやプレーントゥのデザインの革靴はどんな場面でも使える「使い勝手が良い」革靴なのでビジネスマン必須の革靴です。
ストレートチップについては「革靴の疑問を解決!よく分からない【ドレスシューズ】について」の記事が詳しいです。
シンプルなデザインの革靴でもカジュアルにみられることがある
上記の画像のデザインの革靴(左から、Vチップ、Uチップ)は、シンプルなデザインに見えるので、どんな場面に履いていっても誰かに何か言われることはほとんどないです。ただ、ストレートチップやプレーントゥの革靴と違い、VチップやUチップは本来はカジュアル寄りの革靴に含まれます。冠婚葬祭の場などで革靴に詳しい人に「あの人は革靴のマナーを知らない人だ。」と悪い印象を与える可能性があります。
すでに上記の画像と同じデザインの革靴を買っていたなら、わざわざ買い替える必要はありませんが、次回、革靴を買う時にはストレートチップを選びましょう。
ストレートチップの革靴を探している方は「合う靴が見つかる!リーガルのストレートチップオススメ11選」の記事を参考にしてください。
初めての革靴にウイングチップはNG
初めての革靴を選ぶときに上記の写真のようなウイングチップのデザインはヤメテおきましょう。ウィングチップは革靴としては完全にカジュアルに見られる靴で、スーツに合わせて履いた時に周りに派手な印象を与えてしまい、冠婚葬祭の場に履いていくのもオススメしません。
靴のつま先部分に翼(ウイング)のような切り替えを施した革靴のことをウイングチップと言います。また、つま先部分にたくさん丸い穴がデザインされていますがこれをメダリオンと言います。
上記の画像のように、ウィングチップではないデザインの革靴にメダリオンもあるので、その靴も1足目に選ぶことはオススメしません。
ウイングチップもメダリオンも、ビジネス用に使って構いませんが、カジュアルにみられます。職種によっては、派手さを出しすぎると悪い印象を与えてしまうことがあるので、1足しか持っていない革靴が、ウイングチップやメダリオンであるのはオススメしません。
特にも仕事で靴屋が訪問先だった場合は、初めての時は必ずストレートチップで行きましょう。靴屋さんの従業員は足元をとてもよく見ています。感じの良さそうな営業さんでも足元がウイングチップだっただけで「あの営業、分かってないなあ」と思われ良い取引が出来なくなるかもしれません。
僕が靴を販売していた頃は、僕も僕以外の同僚たちも、訪れた取引先の営業がどんな革靴を履いているかよく見ていました。
だんだん革靴生活に慣れてきて、2足目3足目が欲しくなったらウイングチップやメダリオンのデザインの靴を買うことを検討してみましょう。
失敗する革靴(紳士靴)の選び方:履きやすさを求めてヒモ靴をヤメテしまう
履きやすさを求めすぎて「ヒモ靴はヤメよう」と考えると革靴選びに失敗します。
革靴はスニーカーなどと違って、履きはじめは特にも固く、足が靴の中に入っていきません。
革靴が履きやすくなるには、時間をかけて履き込んで柔らかくしていかなければなりません。
だからこそ、革靴の靴ひもは脱ぎ履きするたびに締め直す必要があります。
これが革靴初心者の方には非常に手間で、とてもメンドーに感じる方がほとんどです。
だから靴ひもがないローファーやスリッポンを選ぶことが多いのです。
革靴の履き方については「靴べらは時短アイテムだった」の記事を参考にしてください。
仕事で使う革靴にローファーやスリッポンはヤメよう
ただ、ローファーやスリッポンは足の形に合わせてサイズを選ぶのが難しく、どうしても、歩いていると踵(カカト)がプカプカと靴の中から出てきてしまうことがあります。
靴のカカトをプカプカパカパカさせていると、とてもだらしのない印象になってしまいます。
革靴初心者の本人はそう思っていなくても、周りの社会人たちにはそのように見えているのです。
だらしない革靴の履き方で、仕事ができるように見らることはありません。
いくら中身を評価して欲しいと本人が思っていても、新社会人であればあるほど会社や業界にまだ信頼や実績がありません。そんな新社会人が不特定多数に好印象を与えるためには身だしなみを整えることが大事になります。だから、足元まで気をつかって革靴を上品にカッコよく履きましょう。
印象論ばかり語ってしまいましたが、足にフィットしていない靴を履いていると、靴擦れが起きやすく足が痛くなることもあるので良いことがありません。
そもそもが、ローファーやスリッポンというのは、歩きやすさ動きやすさを考えた靴ではありませんので、日常使いにするのをお勧めしません。
そしてまた、ローファーを選ぶと、学生のように幼く見え、スリッポンの中でもタッセルスリッポンを選ぶと、急にダサいおじさんぽく見られてしまいます。
履いている本人はそう思っていなくても、周囲からは、そう見えてしまうのです。
そして、ローファーやスリッポンはカジュアルな革靴なので冠婚葬祭時に履いていくのはオススメしません。
足に合う靴の探し方については「オーダーメイドシューズ 足と靴のミスマッチ」の記事を参考にしてください。
まとめ:初めての革靴にはヒモ靴のストレートチップかプレーントゥを選ぼう
今回は、革靴初心者が失敗しない靴選びについてでした。
初めての革靴はヒモ靴のものを選ぼう。
ストレートチップやプレーントゥのデザインの革靴を選べば、冠婚葬祭時にも使えます。
革靴初心者は履きやすさを求めてヒモがない革靴を選んでしまい、多くの人が靴選びで失敗をしている。
ヒモがない革靴は本来はカジュアルな革靴なので、冠婚葬祭時だけでなく仕事でも、相手に与える印象が悪くなることがある。
ローファーやスリッポンはヤメよう。
今回はここまでとなります。
それでは!また!!
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