- 革靴の革が固く、毎日履いて歩くのがツライ。
- 毎日固い革靴を履いているが、ナカナカ革が柔らかくならず履きこなせないでいる。
- 革が柔らかく、足あたりが良く履きやすい日本メーカーの革靴を探している。
前回の記事「革靴初心者が安心して履ける柔らかくて歩きやすい革靴」で、革が柔らかくて履きやすい歩きやすい革靴としてクラークスやアシックスの靴を紹介しました。
でも、
「クラークスは海外ブランドだしアシックスはスポーツメーカーでしょ!」
「日本の革靴メーカーで何か履きやすい良い靴はないの?!」
という方のためにオススメしたい革靴があります。それは、誰もが知ってるリーガル(REGAL)です。
「リーガルは革が固くて履きづらい?!」
そう思っている人がたくさんいると思います。
リーガルは、革靴として丈夫でかっちりした靴をたくさん作っています。そのため、【固くて履きづらい】いうマイナスイメージを持っている方がたくさんいると思います。
固い革の方が丈夫で長持ちします。ただ履き始めは、革靴初心者であればあるほど、固くて履きこなすのにとても苦労します。足に革がなじんで少しずつ柔らかくなってくると足にフィットして履き心地がだんだん良くなっていきますが、慣れていないと、固い革靴をうまく履きこなしていくのを難しく感じる人が多いのも事実です。
リーガルはしっかりとした製法・品質で、丈夫で長持ちする革靴を作っています。だからこそ、初めての革靴がリーガルで硬くてうまく履きこなせなくてマイナスイメージが根付いた人がたくさんいます。
でもリーガルって、いろんな革靴を作っていて、その中には革が柔らかくて履きやすい靴も(種類もたくさん)作っているのです。
この記事を読むと、
- 革が柔らかくて歩きやすいリーガルの革靴について詳しくなります。
- 革が柔らかい革靴のメリット・デメリットについてそれぞれ詳しくなります。
- 革が柔らかい革靴を上手に履きこなすことが出来るようになり、足が楽になるので、仕事もはかどり休日には余裕が出来ます。
リーガルの革靴の種類を比較検討したい方は「合う靴が見つかる!リーガルのストレートチップのオススメ11選」の記事が詳しいです。
※当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。
リーガルの革が柔らかく履きやすい紳士靴のメリット
リーガルの革が柔らかい革靴の、革が柔らかいだけではないメリットをいくつか紹介していきます。
種類・デザインがたくさんある
柔らかい革を使っているので、履き始めからとても履きやすく歩きやすいのはもちろんですが
リーガルは柔らかい革質で数多くのデザインの革靴を作っています。
だから、この革靴を履き続けていくうちに、違ったデザインで、革が柔らかくて履きやすい靴が欲しくなった時に、同じメーカーシリーズの中に、他のデザインを選べる選択肢があります。
今まで履いたことのなかったデザインを選んで履いてみるのも良いかもしれません。
防水機能が付いている
リーガルの柔らかい革質の中にはゴアテックスを使った防水になっているものがあります。
雨の日に雨が染みてきて靴下が濡れる心配がありません。雨というだけでテンションが下がることが多いですが、靴下まで濡れたらとことんテンションだだ下がりになってしまいますからね!
雨の中をテンションを下げずにドンドン歩けます。
靴の防水機能の違いについては「靴の防水?はっ水?完全防水?の違いについて」の記事に詳しく解説してあります。
ゴム底のクッション性が良い
柔らかい革を使っている靴には底材にも柔らかめのゴムを使っているので、革靴としてはクッション性の良いモノになっています。
たくさん外を歩く仕事の方にも一般的な革靴よりも衝撃吸収性があり、膝にも優しく疲れを軽減してくれます。
リーガルの柔らかい革靴のデメリット
ここまではメリットばかり説明して来ましたが、長所があれば短所も当然あります。
次はデメリットを説明していきたいと思います。
柔らかい革なので、固い革のものよりも型崩れしやすい
柔らかい革を使っているので、履いているとすぐに柔らかくなります。
よって、革がふにゃふにゃになり形が崩れていくことがあります。
綺麗に長く使うためにもシューキーパーを用意して、履かない時はシューツリーを入れて型崩れを防ぎましょう。
シューキーパーについては「革靴初心者のためのシューツリー入門」の記事が詳しいです。
他のリーガル製品と違って修理が細かく出来ない
リーガルの紳士靴といえば、メーカーが修理にも対応していて、修理をすることで長く使えるという大きな特徴があります。
ですが、柔らかい革でゴアテックスを使っているシリーズは、修理不可な箇所が増えています。
例として、リーガルのゴアテックスシリーズはオールソール交換の修理不可または、またはオールソール交換は1回だけ可能(複数回は不可能)ということがあります。
いつもリーガルを履いて修理をしている人にとっては、少し残念なポイントです。
また、購入した店舗の販売員によっては、知識不足で「リーガルなのでメーカー修理できますよ」と言っていたので購入したものの、
後でメーカーに確認したら、「この(ゴアテックスの)靴は一体型のアウトソールなのでヒール交換が出来ません」と難しい専門用語を交えて修理不可の説明をされるなんてことがあるかもしれません。
とはいえ、リーガルは他のメーカーよりも細かく修理対応しているので、他のメーカーの革靴を選ぶよりも、修理をしながら長く履き続けられます。
底材のゴムが柔らかく、すり減るのが早い
革だけでなく、歩きやすくするために底材のゴムも柔らかくクッションの良いものを使っています。このゴムは耐摩耗性が高いわけではなく一般的なものなので、他のカチッとしたリーガルのゴム底の革靴と比べると、すり減るのが早くなります。
靴の底材ですり減りにくいものを探している方には「革靴初心者も知っておきたいダイナイトソール・ビブラムソールについて」の記事がオススメです。
まとめ:革靴初心者は革が柔らかい革靴を履いて、足への負担を少なく過ごそう。
リーガルの柔らかくて履きやすい革靴の紹介でした。最後にメリット・デメリットをまとめます。
メリット1
大手の革靴メーカーだけあってリーガルは柔らかい革質の靴にもたくさんのデザインを用意しています。
だから履きたいデザインが見つかります!
メリット2
柔らかくて歩きやすいだけではなく、ゴアテックスを使っている防水機能付きのものが多いので雨の日も安心して履けます。
ブーツタイプなら履き口からの雨も入りづらくなります。
メリット3
クッションが良くたくさん歩いても疲れません。だから、革靴で歩くのに慣れない方だけでなく、外回りが多い職種の方には特にオススメです。
デメリット1
柔らかい革を使っているということは、同時に靴が型崩れしやすい、ということでもあります。
型崩れを防ぐために、シューツリーを用意しましょう。
デメリット2
他のリーガル製品よりも修理可能箇所が少ないことがあります。
特にもゴアテックスを使ったシリーズはオールソール交換の修理回数に制限があったり、修理ができないことがあります。
ただ、リーガル以外のメーカーはゴアテックスの革靴のオールソール交換修理を基本的に受け付けることがないので、リーガルの方が確実に修理対応が良いです。
デメリット3
歩きやすくするために、柔らかい底材を使っていることが多いので、一般的な革靴よりも底材の減りが早いことがあります。
今回は以上になります。メリットとデメリットをよく比較検討して良い革靴を見つけてみて下さい。
ただ、革靴に慣れない間は、柔らかい革の革靴を履くことをお勧めします。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
それでは!また!!
コメント