【初心者必見!】革靴をキレイなまま長持ちさせて履くための防水対策について

革靴のお手入れ
  • 雨の日に革靴で外を歩いたら、靴がすごく濡れて歩くのがツラかった。
  • 革靴の防水・汚れ防止対策の方法が知りたい。
  • そもそも革靴の防水対策って必要?

日本は島国で海に囲まれているので、年中、雨が降ります。革は雨に濡れてしまうと傷んでいくのが早くなり、劣化が進みます。

塩浮き(スピュー)と言って、下の画像のように白い模様が出来てしまうことがあります。そして、一度でも白い模様が出来てしまうと、その模様を消すことは難しくなってしまいます。黒い靴クリームを塗っても無駄になることがほとんどです。

革が雨で濡れることが多いと、悪臭の原因にもなり、臭いが一度つくとナカナカとれなくなってしまいます。革靴が雨に濡れると悪いことばかりです。

靴の臭い対策は「革靴初心者が知らない⁈靴の臭い対策について」の記事が詳しいです。

今回は、雨に備えた靴の扱い方を説明していきたいと思います。

この記事を読むと、

  • 革靴に防水対策が必要な理由が分かります。
  • 靴の防水対策をすると、革靴を綺麗なまま長く履けるようになるので、財布に余裕ができます。
  • 防水スプレーの意外な使い方が分かります。

就職・転職など、生活が変わり革靴を履くことになったけれど、何を揃えなければならないのか分からないという方には「革靴と一緒に買うべき必要なアイテム7選・完全ガイド」の記事がオススメです。

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革の水濡れを防ぐために、週に1回は防水スプレーを使おう

多くの革靴は防水になっていません。どんな靴でも雨で濡れれば時間とともに水が染みてきます。

とはいうものの、

通勤時には必ず外を歩くので、雨の日は靴が濡れてしまう。

仕事柄、外回りがあるので、雨の日は靴が濡れてしまう。

そんな方がたくさんです。

でも、防水対策を何もしないで革靴を履いていると、革が傷み型崩れの原因になってしまったり、「スピュー」という白い汚れができてしまったり、悪臭がするようになってしまいます。

そうなる前に防水スプレーを使う必要があるのです。

防水スプレーは、靴に直接スプレーをして、靴の表面に水を弾いてくれる膜を作ります。

その膜が、靴の表面に水滴がついても、しっかり水を弾き、水が靴の中に染み込んで濡れていくのを防いでくれます。

防水スプレーは、雨だけでなく、ホコリやチリなどの汚れからも革を守ってくれるので、革が傷みにくくなり、長い期間きれいな状態で履くことができます。

防水スプレーのはっ水性能は、スプレーをかけた直後はしっかり水を弾いてくれますが、時間が経つとはっ水性能は弱くなります。

また、シューケアをすることで、防水スプレーの薄い膜が落ちるので、週に一回は靴に防水スプレーを使う必要があります。

何か特別な魔法のような防水対策はないので、少し手間に感じるかもしれませんが、防水スプレーを使うことを習慣化できるように頑張って下さい。

防水スプレーという呼び方が一般的ですが、水を弾く膜で革をおおっているので、正確には、はっ水加工をしています。

使い方については下の動画を見て参考にしてください。

コロンブス アメダス防水スプレーの使い方

防水スプレーの意外な使い道

防水スプレーは、靴以外にも使えます。一番身近なところで紹介すると、「傘」に使えます。

「雨除けに使う傘に防水スプレー。意味わかんない。」

そう結論づけた方もそうでない方も、もう少しだけ読んでいって下さい。

傘に防水スプレーを使うメリットを解説します。

当たり前だと言われるかもしれませんが、傘は雨の日に使うと雨で濡れてしまいます。

傘をたたむときに、いくらパタパタと水滴を払っても、どうしたって全ての水滴は落ちないので濡れたままになります。それが梅雨の時期で、次の日も天気が悪かったら乾かすこともできず、カビが生えやすい状態になって悪循環ですよね。

それを、防水スプレーを使うことで解消ができるんです。

防水スプレーを傘の表側、つまりは雨に当たる方にスプレーします。そうすることで、傘の表面に撥水加工がほどこされ、水を弾くようになります。

防水スプレーをした傘は雨を弾く

すると、傘を畳むときにパタパタと水滴を払うだけで、防水スプレーの効果で水が傘の生地の表面に吸着することがないので、どんどん傘から水滴が飛んで離れていきます。

デリケートに傘を乾かす必要がありません。だから、防カビ対策になり日常のひと手間が減るのでとても快適です。

話がだいぶ逸れたので、雨の日の靴の防水対策ということでもう一つ紹介したいと思います。

防水シューズを履く

防水シューズといっても、いろいろな種類があります。長靴だけでなく、初めから撥水加工をしてある靴防水性の高いゴアテックスという生地を靴の内部に使った靴など様々です。

ゴアテックスを使った革靴もあり、それを履くと、靴の中には雨が染み込むことがなく、雨の日用に揃えておくのもオススメです。

ゴアテックスの革靴については「リーガルの革が柔らかくて履きやすい紳士靴」の記事で詳しく紹介しています。

また、雨の日は、多少濡れたり汚れてもいいように履き古した靴を履くなど、もう一足用意するという考え方もあります。

実際、僕も普段から防水スプレーを使っているのですが、ダナーのレインシューズも愛用しています。

防水シューズについては、「靴の防水?はっ水?完全防水?の違いについて」の記事を参考にしてみて下さい。

まとめ:防水スプレーを使って革靴をキレイに履き、いつも足元までキレイなカッコよい人になろう

今回は、靴の水濡れ対策としての防水スプレーに関する記事でした。

  • 靴は防水になっていないものがほとんどなので雨対策には防水スプレーを使う。
  • 防水スプレーの防水性は時間が経つと弱くなるので、週に一度は使う。
  • 雨の日は防水シューズを履くのもオススメ。

防水スプレーの良さが分かると、使わずにはいられなくなります。

いつも足元の革靴までキレイに履いている人は、靴磨きだけでなく、防水スプレーをまめに使って革の水濡れ対策をしているのです。

今回はここまでとなります。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

それでは!

また!!

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